牡蠣のみぞれ汁

牡蠣の旬は夏と冬の年に2回。これは牡蠣が真牡蠣と岩牡蠣という2種類いるからでして、いわゆる牡蠣の旬であると言われる”Rのつく月”というのは真牡蠣の方の旬です。この時期は産卵を控え牡蠣が栄養を蓄えるので、非常にふっくらとして美味しい季節なのです。 今回は、そんな牡蠣と相性の良い大根と防風を使ってみぞれ汁に仕立てました。 真牡蠣 大根 防風 昆布 塩 薄口醤油 <下処理> ・牡蠣は片栗粉で下処理しておく。(詳しくはこちら牡蠣の下処理) ・ボウルに水をため、昆布を浸して昆布出汁を準備しておく。 <本調理> 1.昆布出汁を火にかけ、塩と薄口醤油で味をつける。 2.大根はおろし金で好みの粗さにおろし、出汁に加えて弱火で半透明になるまで火を通していく。 3.鍋にお湯を沸かし、沸騰したら牡蠣を一つずつ加え縮む直前であげる。 4.お椀に牡蠣を盛って、その上から大根おろし入りの出汁を注ぎ、さらに防風を飾りつければ完成。 <一言メモ> 牡蠣は火を通しすぎないように気をつける。茹でた後は長時間放置しているとエキスが外に出てしまうので注意。 好みでお酢か柑橘類の絞り汁を加えるのも良い。