ホワイトアスパラガスの旬は4月頃から6月頃までの春の期間です。日本ではまだまだ馴染みのない食材ではありますが、瓶詰めのホワイトアスパラガスも売られており一年を通して手に入れることができます。もちろん生のものと瓶詰めでは味が全然違いますが…。
ドイツではホワイトアスパラガスは”シュパーゲル(weiss)”と呼ばれ、春の代表的な食材として愛されています。シュパーゲルは4月中旬のイースター明けから6月24日までの期間に売り出されます。
今回はドイツの春の定番ホワイトアスパラガスをズッペ(スープ)に仕立てます。
<使用食材>
- ホワイトアスパラガス(瓶詰め)
- ブイヨン
- 生クリーム
- 白ワイン
- 小麦粉
<下準備>
・ホワイトアスパラは頭の部分と下の部分とを切り分ける。
・頭の部分の数本分は浮き実用に、その他の部分はざく切りにしておく。
<本調理>
1.ホワイトアスパラは浮き実用の部分以外をブイヨンで柔らかくなるまで茹でる。ミキサーが回せるギリギリ量まで水分を飛ばし、粗熱を取る。
2.ミキサーにかけてピュレ状にする。
3.鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて軽く炒める。生クリームで伸ばして、さらに白ワインを加えてアルコールを飛ばす。
4.先ほど作ったピュレを徐々にくわえて伸ばしていき、満遍なくなじませたら完成。
5.器に盛り付け、浮き実用のアスパラの頭を浮かべる。好みで生クリームを注いでも良い。
<一言メモ>
・生クリームは牛乳を使うホワイトソースよりダマができにくい。
・ドイツの定番のシュパーゲルズッペ。美味しい。
もっと詳しい作り方はこちらのページを参照のこと
>>春の訪れを祝う。”ホワイトアスパラガスのクリームスープ(Spargelsuppe)”。。