麻油鶏(マーヨージー)

根生姜の収穫は、9月頃から11月頃までの秋から冬にかけて。生姜は収穫後数ヶ月貯蔵されてから出荷されるもの(一般的ないわゆる生姜)とそのまま出荷されるもの(新生姜)にわかれ、1年を通して手に入る食材です。 生姜には抗炎症作用、血行促進、整腸作用などなど多くの効能があり、風邪の時に”しょうが湯”として飲むなど、体に良い食材として知られています。また血行促進によって体が温められるので、寒い冬にも非常にありがたいものです。 今回はこの生姜を鶏肉とともに台湾の薬膳スープに仕立てます。 <使用食材> 鶏肉 生姜 ごま油 米酒(焼酎) <下準備> ・生姜は皮をむいて少し厚めの薄切りにしておく。 ・鶏肉は一口大に切って軽く塩を振っておく。 <本調理> 1.鍋に多めのごま油を敷き、生姜を炒める。 2.鶏肉を加え、表面にしっかりと焼き色がつくまで炒める。 3.米酒をひたひたに注ぎ、弱火~中火でゆっくりコトコト煮込む。 4.最後にクコの実を4~5粒加え、さらに5分ほど煮込み出来上がり。 <一言メモ> ・米酒というのは台湾の蒸留酒。純米酒の誤記ではない。 ・生姜はたっぷり使って、しっかりカリカリになるくらいまで炒めるのがポイント。 ・水を加えないのも一つのポイントだが、風味が気になるなら水を加えても良い。 ・鶏肉は骨つきのものを使うと出汁が出やすい。 ・塩を入れると苦味が出るらしい。本当なのか?? より詳しくはこちらのページを参照

ホワイトアスパラガスのドイツ風クリームスープ(Spagrgelsuppe)

ホワイトアスパラガスの旬は4月頃から6月頃までの春の期間です。日本ではまだまだ馴染みのない食材ではありますが、瓶詰めのホワイトアスパラガスも売られており一年を通して手に入れることができます。もちろん生のものと瓶詰めでは味が全然違いますが…。 ドイツではホワイトアスパラガスは”シュパーゲル(weiss)”と呼ばれ、春の代表的な食材として愛されています。シュパーゲルは4月中旬のイースター明けから6月24日までの期間に売り出されます。 今回はドイツの春の定番ホワイトアスパラガスをズッペ(スープ)に仕立てます。 <使用食材> ホワイトアスパラガス(瓶詰め) ブイヨン 生クリーム 白ワイン 小麦粉 <下準備> ・ホワイトアスパラは頭の部分と下の部分とを切り分ける。 ・頭の部分の数本分は浮き実用に、その他の部分はざく切りにしておく。 <本調理> 1.ホワイトアスパラは浮き実用の部分以外をブイヨンで柔らかくなるまで茹でる。ミキサーが回せるギリギリ量まで水分を飛ばし、粗熱を取る。 2.ミキサーにかけてピュレ状にする。 3.鍋にバターを溶かし、小麦粉を加えて軽く炒める。生クリームで伸ばして、さらに白ワインを加えてアルコールを飛ばす。 4.先ほど作ったピュレを徐々にくわえて伸ばしていき、満遍なくなじませたら完成。 5.器に盛り付け、浮き実用のアスパラの頭を浮かべる。好みで生クリームを注いでも良い。 <一言メモ> ・生クリームは牛乳を使うホワイトソースよりダマができにくい。 ・ドイツの定番のシュパーゲルズッペ。美味しい。 もっと詳しい作り方はこちらのページを参照のこと >>春の訪れを祝う。”ホワイトアスパラガスのクリームスープ(Spargelsuppe)”。。

鮭の粕汁

粕汁といえば、真冬の定番。最近では酒粕は年中手に入るようになりましたが、もともとは日本酒の寒仕込みの12月から3月頃までの間にしか取れないものです。 日本酒の醸造の際に出てくるこの酒粕。これを使った粕汁は2月頃の最も寒い時期に体を芯から温める季節の料理なのです。 粕汁の具材は地域によって様々ですが、今回は鮭のアラを使って濃厚な汁に仕立てます。 <使用食材> 鮭のアラ 大根 人参 ごぼう 酒粕 昆布 一番出汁 塩 薄口醤油 <下準備> ・酒粕をたっぷりの昆布出汁に数時間つけておく。 ・大根、人参はさいの目切りにして一番出汁で茹でておく。 ・ごぼうはささがきにして水にさらしておく。 <本調理> 1.鍋に昆布と鮭のアラを入れ中火にかけて出汁をとる。丁寧にアクを取る。 2.酒粕はすり鉢に移し、昆布出汁を徐々にくわえながら擂って伸ばしていく。 3.残りの昆布出汁を鍋に入れ、酒粕を粗めのザルで漉す。鮭の出汁も同じ鍋に注ぐ。 4.大根、人参、鮭のアラ、ごぼうを加えて煮立たせる。塩と薄口醤油で調味したら出来上がり。 <一言メモ> ・酒粕を漉すザルは粗い物でなくてはならない。味噌漉しは細かすぎる。 ・酒粕にアルコールが足りない場合は清酒をたす。 ・酒粕は精米歩合が高いものほど美味しい。

毛蟹のビスク

毛蟹は地域によって漁獲される時期が異なり、旬を明言することは難しい食材ですが、北海道から岩手県あたりまで場所を変えながら通年通して水揚げされます。強いて旬といえば冬頃でしょうか。 一般に毛蟹は高価な食材ですし、そのまま食べたいものですが、小さく身を食べるのに適さないようなものはスープにするのも一つの手です。 今回は毛蟹の旨みをぎゅっと閉じ込めたビスクに仕立てます。 <使用食材> 毛蟹(ボイル) 玉ねぎ 長ネギ 人参 セロリ ニンニク トマト ご飯 フュメ・ド・ポワソン 白ワイン ブランデー ローリエ 生クリーム パセリ <下準備> ・蟹は捌いてから甲羅ごと割って、炒めやすいサイズにしておく。蟹の身の一部は浮き実用にほぐして取り避けておく。 ・ニンニクは2,3欠片皮付きのまま根の部分だけ切り落としておく。 ・玉ねぎ、セロリ、人参は薄切りに、白ねぎとトマトはざく切りにしておく。 <本調理> 1.大きめの鍋に蟹を入れて強火で炒めていく。オーブンで焼いても良い。 2.バターとトマト以外の野菜を全て入れて炒める。しゃもじを使って、ガシガシと蟹の殻を潰しながら炒めていく。 3.野菜に十分に火が通り蟹も十分に砕けたら、白ワインとブランデーを加える。強火でアルコールを飛ばしたら、トマトとご飯少々を加える。 4.フュメ・ド・ポワソンをくわえ、ローリエを入れて煮込む。アクを取りながらコトコトと30分~。 5.蟹の殻を潰すようにしながら、シノワで漉して別の鍋に移し中火にかける。温まったら、生クリームを加えて塩胡椒で調味する。 6.器に注ぎ、浮き実用の蟹を乗せてパセリを散らせば完成。 <一言メモ> ・イメージはソース・アメリケーヌと同じ。ブランデーは甲殻類と相性良し。 ・ご飯はとろみ付け。

芽キャベツのクラムチャウダー

まるで寒さにじっと身を縮めたかのようにしっかりと結球した小ぶりな野菜”芽キャベツ”。愛らしい見た目のこの野菜の旬は11月の中旬ごろから翌年の初春の頃まで。 今回は芽キャベツを主役に、あさりの旨みたっぷりのクラムチャウダーに仕立ててます。 <使用食材> 芽キャベツ あさり ベーコン 玉ねぎ ジャガイモ にんにく 牛乳 (生クリーム) パセリ 白ワイン <下準備> ・あさりは塩水につけて砂抜きをしておく。 ・芽キャベツは根元に十字の切れ目を入れ、10~15分ほど水煮しておく。 ・ベーコンは拍子木切り、玉ねぎとジャガイモはざく切り、ニンニクはみじん切りにしておく。 <本調理> 1.蓋つきの鍋にあさりを入れ、白ワインを注いで酒蒸しにする。 2.鍋にバターを溶かし、ニンニクとベーコンを入れて炒める。香りが出たら、玉ねぎを加えて甘みが出るまでじっくりと炒める。 3.ジャガイモを加えてさっと炒めたら、酒蒸しの際の蒸し汁と、水をヒタヒタになるまで注ぐ。ジャガイモの加減を見つつ水分がなくなるギリギリまで煮込む。 4.牛乳を加えて、沸騰しない程度に弱火~中火で温める。十分に温まったら、あさりと芽キャベツを加えて、塩で味付けする。 5.芽キャベツが温まったら出来上がり。好みで生クリームを加えて、器に盛りパセリを散らす。 <一言メモ> ・水っぽさをなくすために牛乳を加える前に水分はなるべく飛ばしておく。 ・本来クラムチャウダーはあさりではなく、ホンビノス貝で作られる。 ・実はこのメニューは漫画『オリオリスープ』に登場するものだったりする。

丸大根と鶏胸肉のミネストローネ

丸大根といえば別名聖護院大根とも呼ばれる京の冬の味覚の代表格。旬は11月頃から2月頃までの真冬の間。おでんに煮物に鍋に冬に体の温まる料理の中で圧倒的存在感を放ちます。 ちなみにミネストローネというのはイタリア語でスープの意味。一般に知られているようにトマトベースのものが大多数ではありますが、必ずしもトマトを入れる必要はありません。 今回は丸大根と鶏胸肉を主役に、オリーブオイルの香るスープに仕立てます。 <使用食材> 丸大根 鶏胸肉 セロリ 玉ねぎ ニンニク オリーブオイル (白ワイン) タイム パセリ <下準備> ・丸大根、鶏胸肉、玉ねぎは5mm角のあられ切りにしておく。 ・セロリは繊維を断つようにしてみじん切りにしておく。 ・ニンニクは粗めのみじん切りにしておく。 <本調理> 1.鍋にオリーブオイルをたっぷりとしき、ニンニクを炒めて香り出しする。 2.鶏胸肉を加えて表面に焼き色がつくまで炒めたら、玉ねぎとセロリを加えさらに炒める。 3.野菜に火が通れば、白ワインを加えアルコールを飛ばす。さらに水をひたひたになるまで注ぎタイムを入れてじっくりと煮込む。 4.オリーブオイルを加えて、塩で調味しパセリを散らす。好みでブラックペッパーをかけても良い。器に注いで出来上がり。 <一言メモ> ・にんにくは多めに入れるととてもよろしい。 ・味付はシンプルに。

真羽太と蕪のすり流し

真羽太(マハタ)の旬は春から夏にかけてです。垢穢(クエ)と並ぶ高級魚として知られています。非常に上品な旨味と甘味のある美味な白身の魚です。身はもちろんの事、アラからは絶品の出汁、皮目にはゼラチン質、内臓すらも美味しく捨てるところのないと言われる魚です。 今回は、蕪をすり流しにして出汁を存分に味わえるように仕立てます。 <使用食材> マハタ 蕪 白ねぎ 昆布 薄口醤油 <下準備> ・マハタは三枚におろして、切り身とアラに分けておく。 ・アラは流水でしっかり洗い、血合いを除く。 ・鍋に水を注ぎ昆布を浸しておく。 ・蕪は皮をむいて小さめの乱切りにしておく。 <本調理> 1.昆布を入れた鍋にマハタのアラを加えコトコトと出汁を煮出す。アクをとりつつ、火加減を調整して出汁を濁らせないようにする。 2.出汁を濾して再び鍋に戻し、煮たたせた上でマハタの切り身を入れて火を通す。火が通ったら、一旦取り出しておく。 3.出汁を適量取り置いて、残りの出汁で蕪を柔らかくなるまで煮込む。水分を少し残す程度に煮詰めたら火からおろして粗熱を取る。 4.粗熱をとった蕪をミキサーにかけてピュレ状にする。先ほど取り置いておいた出汁で適度な濃度になるようピュレを伸ばし、塩で調味する。 5.お椀にマハタを入れ、蕪のすり流しを注いだら白ねぎを乗せ、薄口醤油を数滴たらせば完成。 <一言メモ> ・白ねぎはなくても良いかもしれない…。 ・マハタの出汁を殺さないよう注意。調味料は控えめに。 ・蕪もしっかりと出汁が出るのでうまいこと調和させる必要有り。

飛魚とそうめん南瓜の清汁仕立て

飛魚の旬は初夏から初秋にかけて、一方でそうめん南瓜は少し遅れた7月頃から出回り始めます。 飛魚は羽のように大きな胸ビレを持ち、その名の通り”飛ぶ”ように泳ぐユニークな魚です。味がしっかりしていて、その出汁は”アゴ出汁”として知られています。 一方でそうめん南瓜というのは別名金糸南瓜とも呼ばれ、湯がくと果肉がそうめん状にほぐれるこちらもまたユニークな食材です。 今回は飛魚のお出汁を活かして、清汁に仕立てます。 <使用食材> 飛魚 そうめん南瓜 すだち 昆布 塩 薄口醤油 <下準備> ・そうめん南瓜は輪切りにして、種とワタを取る。15分~湯がいて、茹で上がったら、冷水にさらして果肉をほぐす。 ・鍋に水を注ぎ、昆布を入れておく。 ・飛魚は三枚にさばく。アラは流水にさらし血抜きする。 <本調理> 1.水と昆布の入った鍋に、綺麗にした飛魚のアラを加えて火にかける。適宜アクを取り、出汁が濁らないように火加減に気をつけてクツクツと煮出していく。 2.飛魚の身は切り身にして、皮目に切り目を入れてからバーナーで炙り、塩と薄口醤油で調味して煮立たせた出汁に入れて火を通す。 3.お椀に切り身を入れ、出汁を注ぐ。飛魚の上にそうめん南瓜を盛り、すだちを1/4欠片添えれば出来上がり。 <一言メモ> ・切り身しか手に入らなければ、顆粒のアゴだしで代用。 ・飛魚の出汁の濃さとすだちの酸味がとても相性が良い。 ・そうめん南瓜は南瓜というより、瓜の特性が強い。さっぱり。

牡蠣のビスク

真牡蠣の旬は冬の季節。9月頃から始まり4月頃までの間に水揚げがなされます。日本でも人気な牡蠣ですが、実は海外でも人気がある食材です。 フランスをはじめヨーロッパはもちろんの事、アメリカのニューオーリンズなども牡蠣で有名です。特に美食の国フランスでは、牡蠣へのこだわりもひとしおで、食べ方は生色で一口。牡蠣自身も小型・肉厚に品種改良しているそうです。女性や子供でもスナック感覚でダース単位でたいらげます。 ちなみに、フランス人はなかなかの貝好きで、牡蠣だけでなくムール貝も”ムール・フリット(ムール貝&フライドポテト)”として一人鍋一杯は当たり前に食べてしまいます。 上記の通りフランスでは牡蠣は生食のみで食べられるそうですが、今回は、旬の真牡蠣をクリーミーなビスクに仕立ててみました。 <使用食材> 牡蠣 玉ねぎ 白ネギの セロリ 人参 ほうれん草 フュメ・ド・ポワソン 生クリーム 塩こしょう タイム <下準備> ・牡蠣は綺麗に洗っておく。牡蠣の下処理についてはこちらを参照。 ・玉ねぎは薄めにスライスし、白ネギの青い部分は斜め切り、セロリ、人参は細切りにしておく。 ・ほうれん草は塩を入れたお湯で湯がいて、水気を絞ってから粗く刻んでおく。 <本調理> 1.牡蠣をフュメ・ド・ポワソンで茹で、”キュッと縮む”直前で牡蠣を取り出す。浮き実用の数個は取り避け、残りはみじん切りにしてから裏ごししてピュレ状にする。 2.鍋にバターを敷き、玉ねぎ、白ネギ、セロリ、人参を加えてしっかりと炒める。野菜に十分火が通れば、小麦粉を加えて焦げ付かないようにさらに炒める。 3.小麦粉がダマにならないように、フュメ・ド・ポワソンを徐々にくわえながら伸ばしていく。ヒタヒタになるくらいにフュメ・ド・ポワソンと先ほどの牡蠣の煮汁を加え、タイムを入れてコトコトと煮込む。 4.煮汁の一部を取り出して牡蠣のピュレを伸ばし、粗みじんにしたほうれん草とともに鍋に加える。最後に生クリームを加え、塩こしょうで調味する。 5.器に注ぎ、浮き実用の牡蠣を盛り付けたらパセリを散らせて完成。 <一言メモ> ・以前何かの料理本で見たレシピ。レシピ詳細はうろ覚えなので自己補完。 ・フュメ・ド・クラムを使っても良いが、牡蠣の存在感が薄れるかも…。 ・牡蠣とほうれん草は相性が良い。オイスターロックフェラーを思い出す。

炙り塩鯖と大根の清汁仕立て

鯖の旬は10月頃から12月頃にかけて。特に京都の塩鯖は昔から美味しいと言われており、今でも京都の人々の生活に親しんだ食材のひとつです。鯖寿司の専門店が多く居を構えていたり、生鮮食品店でも様々な業者の塩鯖(“きずし(〆鯖)”ではなく!)が置かれていたりします。 京都で暮らす上で、鯖は切っても切り離せない食材のひとつ。ちなみに京都での塩鯖の相場はだいたい一尾1000円ちょっと。それ以下の安価なものも見かけますが、あまり美味しいとは言い辛いものが多くあります。 塩鯖は部位ごとに、造り、きずし、塩焼きなど、多様な料理に使うことができます。今回は鯖と相性の良い、同じく冬の味覚の大根を使って清汁に仕立てます。 <使用食材> 鯖(塩鯖)骨つき 大根 昆布 清酒 薄口醤油 山椒 <下準備> ・生の鯖を使う場合は、前日に背から開いて塩をし、冷蔵庫で寝かしておく。 ・塩鯖を三枚におろし、アラの部分は出汁をとる用にバラす。鯖の身は浮身用の2切れほどだけ切り出し、残りは他の料理用に保存。 ・大根は皮をむいて、厚め(5mm~1cm程)のいちょう切りにする。 <本調理> 1.鍋にたっぷりの水を入れ、昆布と大根、鯖のアラ、清酒をくわえて日にかける。丁寧にアクを取る。 2.大根が柔らかくなくなるまで煮込んだら、薄口醤油で調味する。 3.浮身用の鯖の切り身は酒蒸ししたのち、水気を拭いて皮目をバーナーで炙り焼目をつける。 4.お椀に盛り付け、山椒を挽きかけたら完成。好みで白髪ねぎをのせるのも良い。 <一言メモ> ・塩鯖に十分な塩分があるので、味付けは薄口醤油のみで十分。 ・浮身用の鯖は直接焼いてもいいが、脂がきつい可能性がある。 ・鯖の脂肪で大根が柔らかくなり、大根のジアスターゼで鯖の臭みがとれる。